ローレライ

2005年10月30日 映画
原作と違いすぎることが少し悲しかった。
まぁ原作だと長いのはわかっていたけど。
それにしても重要人物だと思っていたフリッツ少尉の存在がなくなっていたのは寂しかった・・・
でも映画自体は面白かったです。
キャスティングも絶妙!
堤真一の海軍服姿が魔性でした。白が映える。
ローレライに限らず、福井春敏が原作のものは日本人の有り様を切に訴える。
体格的にも、社会的にも日本人と言う民族は世界からしたら弱い立場なのかもしれない。
特に太平洋戦争時は。
その中で誇りと優しさを忘れなかった船員たちの命をかけて日本を守ったお話。
この国にそこまでして守る価値があるのか?と問われればきっと返答に困る。
上層部の愚かさが招いた戦争だったわけだし。
だから堤真一が演じる浅倉も「国家としての切腹」を要求したわけだし。
それでもそんな難しいことやややこしいことをはねつけて、純粋に国民の命を想ったところに涙。

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