眩暈

2004年3月14日 戯言
初めて自分のその目で世界を見た時
その美しさと汚さに驚愕する
多くの足が忙しなく動く灰色の道
むせ返るようにせめぎ合う
人の群れは流れるだけ
止まることもできず
行く着く場所など忘却の彼方
脳内では逃避だけが進められ
理想と現実の差異などどうでもよくなる
後悔などと言う上等なネガティブは持ち合わせていない
あるのは思考もできないこの精神
大事にしていたはずが今更動けないこの身体
硝子のような瞳だけが世界を見つめ続けている

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