誰かがきっと。

無意味なもので溢れていると世界は言う
しかし全てに存在する意味がある
無意味なものなんてないのだ

誰かがそれを必要としなくても
誰かがそれを必要とする

私が私を必要じゃない人間だと思っても
誰かが私を必要としてくれているかもしれない

未だその人が存在しなくても
いつか現れてくれるかもしれない

そんな淡い希望を抱きながら生きるということは
とても幸せなことかもしれない

沢山の人との出会い、別れ、再会
それを繰り返し人は沢山の人から何かを得る

失うものもあるだろう
裏切られることもあるだろう
失望し人間を嫌いになるかもしれない

でも世界にたった一人
信じたり、愛せる人がいるならば

生きて行ける気がした